【産経ニュース】過去最高の売れ行きの湯たんぽ。専用コーナーも設けられている=
大阪市中央区の東急ハンズ心斎橋店 電気暖房の普及に伴い、各家庭から一時姿を消していた「湯たんぽ」が再び脚光を浴びている。今年度の出荷個数は、10年前の5倍以上となる300万個を超える見通し。
メーカーのなかには通常の生産時期を過ぎた現在もフル稼働しているところもある。再評価の理由は、災害の際に使える便利さや原油高騰などを受けた経済性の高さに加え、
健康志向も反映しているという。
国内で湯たんぽの高いシェアを誇る
兵庫県尼崎市内のあるメーカーによると、湯たんぽ製造は例年7、8月ごろに行われているが、今年は5月から生産をスタートさせたものの12月になっても生産ラインがフル稼働するほど売れ行きが好調。夏場の製造分は11月に完売しており、売り上げは昨年度比30%増という。
湯たんぽの安全性を示す「SGマーク」を認定する製品安全協会(東京都中央区)によると、平成2年度に58万個だった出荷量は17年度から増え始め、今年度は10月までに167万個を出荷。最終的には300万を超え、統計が残る昭和53年度以降で最高を記録しそうだ。協会には、業界への新規参入の問い合わせも20社近く寄せられており、消費者だけでなく、企業側の関心も高い。
専用コーナーを設けている東急ハンズ心斎橋店(大阪市中央区)は昨年度に比べ2〜3割増の売れ行き。首や肩を温めるU字型商品やゴム素材の製品など種類も豊富で、担当者は「
デザインが工夫されて選択肢が増え、若い女性の購入が増えている」と話す。
湯たんぽが見直されるきっかけになったのは、阪神・淡路大震災。電気ガスのライフラインが被害を受け、湯があればすぐに暖をとれる湯たんぽが威力を発揮。16年10月の新潟県中越地震などでも活躍した。
学識経験者らでつくる「道具学会」の湯たんぽ研究家、浜中進さん(57)によると、今年は原油高騰も追い風となって、さらに購入者が増加。ゆっくりと体を暖めることができる特徴から「冷え」に効果があり、保湿性にも優れるとされていることから、浜中さんは「若い女性の健康志向にも合致したのでは」とみている。
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昨今の原油高は、冬になっても衰えるどころか益々高騰しているようです。
アメリカのサブプライムローン問題などの影響で、世界中の
投資資金が石油市場に流れているとかで、まだ、しばらくはガソリンや灯油の値下がりは望めそうにありません。
ガソリン以上に深刻なのは、雪深い地域の暖房に使用するための燃料で、最近は、一般家庭やビニールハウスなどに設置している燃料タンクから灯油や重油を盗む事件もあると聞きます。
そんな中、にわかに注目を集めている
暖房器具が「
湯たんぽ」で、昔ながらの商品であるものの、今風なデザインのものも豊富で、特に女性に人気があるようです。
ちょっとした「
湯たんぽ」特需といったところでしょうが、今年の冬は「
湯たんぽ」「
こたつ」「
どてら」など、燃料を使わない暖房手段が流行りそうなけはいですね。
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posted by 拾稔堂店長 at 22:43|
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